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ADULT GOODS

「挿入→射精」のワンウェイSEXを卒業しよう①
~彼用/彼女用と分けなくてもいいライフケアグッズ~


ゴールをめざすことにこだわらないで

セックス

わたしはエロ&マニア雑誌からライターデビューしたので、長いこと男性向けのエッチな記事を書いてきました。
なかでも、端的なまでに男性をその気にさせることだけを求められるのが、スポーツ新聞のピンク面の記事です。
ところが、そんなスポーツ紙もずいぶん変わってきているのです。
週に一度の連載なのですが、いま書いているのは、
「レズが気持ちいい、というのはなぜなのか」
で、男性とのセックスと女どうしの愛しあい方のちがいについて書いています。
レズビアンを異端視するような記事ではなく、

「男より気持ちいいというレズの愛し方を、男も知りたい! 
それができるようになったら、女性によろこんでもらえるのではないか?」

という真面目なオーダーが来ました。
「男が射精できればいい」という感覚から、「女性はどんな快感を求めているか」にオジ様たちの関心が移ってきているのだとしたら、とてもいいことだと思います。
よく、女どうしで愛しあうレズの魅力は「終わりがないこと」だと聞きます。
女性しか愛せないという人ではなくても、レズを体験すると夢中になる女性は多いのです。
そんな「ゴールをめざすだけではないSEX」を、男性と女性でも愉しもうという人が少しずつふえています。

アダルトグッズの変遷にもその傾向はあらわれているようです。
かつては「女性をバイブでガンガン突く」とか「とにかくローターでイカせる」「さっさとオナホールで抜く」とか、性欲をいかに短時間でかんたんに解消するか、が求められていました。
さいきんの新製品はむしろ、ゴールまでの時間を二人でゆっくり楽しむというものに人気が集まっています。

パートナーの快感が伝わる、共有できる

バイブリング

OVOで言えば、バイブリングシリーズがそうだと思います。
私はさいしょ、バイブリングの使い方がよくわかっていませんでした。
昔からあるコックリングと同じだと思ったのです。

コックリングとは、ペニスの根元にはめる金属のリングです。(*注1)
勃起はペニスの中身である海綿体(血管が網の目のようにつながって、全体としてスポンジ状になった組織)が充血することで起こります。
充血した血液がもどらないよう、コックリングで根元を拘束して、勃起状態を持続させようというものでした。
つまり根元をきつめに圧迫するのですが、新しく開発されたOVOのA2は直径に少しゆとりがあります。
材質も金属ではなく、変型するシリコンでできているので、亀頭が張っている日本人男性には装着しやすいのではないでしょうか。

また、A2の名称は「バイブリング」。
その名のとおり、USB充電して振動させることができるのです。
A2の波紋模様のついたほうを前に(女性側に)向けて装着し、ふつうにペニスを挿入します。(*注2)
本体わきのボタンを1秒長押しすると振動がはじまるので、ふたりの身体でA2をはさむように密着すると、女性はクリトリスに、男性も根元を中心にバイブレーションが伝わり、いつもよりエキサイティングな感覚を共有できるでしょう。
このままふたりでいっしょにイクことをめざすのもいいと思いますが、体位を変えるときにA2を外してローターとして使うこともできます。
ある50代の男性は、生まれてはじめて奥さんにローターを使って、その感じるようすに驚いたと言います。

「クリトリスはペニスが退化したものだという説を聞いたことがあるけれど、本当なんだなとビックリしました。膣では時間をかけて少しずつ高まってオーガズムに近づくのに、ローターでは瞬時にイッてしまった。これまで、クリトリスがこんなに感じるなんて知らなくて、妻にかわいそうなことをしたと思いました」
安定したパートナー関係にあると、おたがいが満足できる手順が決まってしまい、新しいことを試す機会を失いがちです。
そんなとき、新しいグッズをひとつ導入することで、マンネリを回避できることがあります。

*注1 男性のなかには、金属製のリングをペニスに嵌めるのが女王様に射精管理されるイメージで、抵抗あるという人が少なくありません。実はわたしもそう思いこんでいました。強制的に勃起状態をキープさせられるみたいな、鬱血しそうでこわいみたいな……。
*注2 波紋模様の部分がとくに強く振動する構造になっているため。

パートナーの性感帯をみつける

性感帯

「どこに当てたら気持ちいいかな?」
「私はよかったけど、あなたはどんな感じになる?」

と、ひとつのグッズをおたがいに、いろいろな部位にためしてみてください。
たとえば、「ローター=女性のクリトリスを刺激するもの」と考えがちですが、それにとらわれなくてもいいのです。

従来型のローターはひもの先に卵型の本体がぶら下がっているため、陰唇にしっかりはさんでいないと固定できません。
そのためクリトリスにしか使えませんが、A2ならリングに指を入れて(またはリングを指ではさんで)パートナーの身体のどこにでも使うことができます。

女性にだけ、クリトリスにだけ、という先入観は捨ててしまいましょう。
振動を弱めにしておいて彼の乳首をやさしく刺激したり、コンドームに入れて彼のアナルをマッサージすることもできます。
アナルに指や物を挿入されることには抵抗があっても、アナル回りが敏感で気持ちいいという男性は少なくないのです。
男性も女性とおなじく、パートナーによって「自分も知らなかった快感のスポット」を発見してもらえるとうれしく、愛情も深まります。

性感帯探索

彼の性感帯探索は、スティックタイプのミニローターD6(写真左)やボディケアS5(写真右)でやっても楽しめると思います。
ちょっと彼が疲れているとき、鼠蹊部(そけいぶ)あたりをマッサージするとリンパ腺のはたらきが活発になり、勃起力が高まることがあります。
鼠蹊部や睾丸まわりは敏感なので、指で圧すると痛かったりしますから、OVOで弱い振動からためしてみるといいでしょう。

シャワールームに持っていって、ふたりでシャワーを浴びながらのグッズマッサージも楽しいと思います。
D6はそのまま膣内に入れてミニバイブにできますし、完全防水のA2はバスタブ内でも使えます。
ペニスにA2を装着した彼とひとつになったまま、しっかり抱き合って過ごすバスタイムは新鮮な快感をもたらすと思います。

「ただひたすらペニスを刺激して、勃起させて、射精する」だけのセックスから、「もっといろいろな快感に寄り道して、女性のように楽しんでもいいんじゃないか」と男性が考えるようになったのは、何かきっかけがあるのでしょうか?

もしかしたら―男性にとっての“終わらない快感”と言われる「ドライオーガズム」が知られるようになったことも影響しているかも知れません。
次回は、女性にとっては未知の快感である“ドライオーガズム”についてお話したいと思います。