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LIFE & BODY

女性器を美しく磨く
~ショーツを脱いだときに自信が持てるケア方法~


膣のケアは外と中の二段階に分けて

夏はデオドラント対策の季節―。腋汗や頭皮・頭髪のにおいケアをするのと同じように、デリケートゾーンの汗によるトラブルにもしっかり対策を立てましょう。

実はデリケートゾーンはとても汗をかきやすい部位。女性の性器は入り組んだ構造になっているので、ふだんから通気が悪く、生理中ともなればナプキンやタンポンでさらにムシムシしています。
デリケートゾーンの汗のかき方は腋の下と似ていて、エクリン腺とアポクリン腺という2種類の汗腺を持っています。
エクリン腺は全身にあって、体温を下げるためにサラサラした汗を出します。
一方、アポクリン腺はたんぱく質を多く含んでいて、粘り気があり、また性ホルモンの刺激を受けて性的な成熟とともに分泌が活発になります。
この汗に恥垢や雑菌がつくと、強いにおいのもとになります。薄着になる夏はスカートからにおいが立ちのぼることもあり、逆にデニムなどで締めつけることでムレがひどくなります。

ボディーソープでごしごし、シャワーでザザーッでは不完全です。

  1. 外陰部……大陰唇・小陰唇・クリトリス・尿道口・会陰部
  2. 内陰部……膣内

と、別々にお手入れしましょう。

膣のケア

最近、「膣内には常在菌がいて雑菌を殺してくれるので、あまり洗わないほうがいい」と言われるようになり、デリケートゾーンはなるべく洗いたくない、という人がいます。 これはとんでもない誤解です。常在菌がいるのは膣内であって、外陰部は毎日洗うことが必要です。
大陰唇と内陰唇の境目や、クリトリスの根元には恥垢がたまりやすく、シャワーを掛けただけでは落ちません。 また、陰毛にこもった汗も頭皮・頭髪とおなじく、ていねいに洗い流す必要があるのです。

外陰部の汗と汚れのやさしい落とし方

外陰部を洗うには、全身用のせっけんやボディソープでは刺激が強すぎます。かえってかゆみやかぶれを引き起こすこともあるのです。
ソープ類で洗うのは脚の付け根までと肛門まわりにしましょう。

外陰部はお湯だけで洗うか、デリケートゾーン専用の洗浄剤を使います。
専用洗浄剤はお肌と同じ弱酸性なので刺激が少ないのです。直接つけてこするのではなく、手のひらでよく泡立ててからやさしく泡で洗うようにします。

最初に陰毛を洗います。根元についた皮脂や垢、生理中は経血が固まってついていることもあり、これらがにおいの原因になります。 上から下になでつけるのではなく、毛を起こすようにして洗いましょう。


外陰部の汚れポイントは、

  1. 陰毛
  2. クリトリスの包皮(クリトリスフード)の内側
  3. 大陰唇と小陰唇の境目

外陰部の汚れポイントは、

外陰部の汗と汚れのやさしい落とし方

です。
この順に指でやさしく洗っていきます。指で直接さわるのに抵抗がある人、爪で傷つけそうでこわいという人は、指にガーゼを巻きつけてもいいでしょう。

自分の性器がどんな形をしているか、じっくり見たことがないという女性は少なくありません。パッと見、「きゃー、可愛い♪」という外観ではないかも知れませんが、たいせつな器官なので観察してみましょう。

股を広げて鏡に映してみても、それだけで全貌が見えたとは言えません。
大陰唇(いわゆる割れ目です)をつまんで、左右に思いきり広げると、中にもう一組粘膜でできた割れ目があります。これが小陰唇です。
大陰唇の上端と、小陰唇の上端のあいだにクリトリスがありますが、5~7ミリぐらいの小さなものです。 性的に興奮すると色や大きさが変化しますが、ふだんはクリトリスフードと呼ばれる包皮にくるまっていて、そのままでは見えないかも知れません。
このような場合は人差し指と中指でVの字を作り、左右の大陰唇に指を伸ばして、恥骨にVを乗せます。このままお腹の方に皮膚を引き上げるようにすると、フードが上に引っ張られてクリトリスが出てきます。

このクリトリスフードの内側、大陰唇と小陰唇の境目には、膣からの分泌物が固まったものがたまりやすいのです。健康な膣の分泌液は透明ですが、時間がたって固まると白っぽくなります。これを恥垢と呼びます。
これがにおいやかぶれの原因になるので、毎日洗いましょう。

内陰部はゆっくりと丁寧な洗浄を

デリケートゾーン専用洗浄剤は膣内には使えません。
膣内には乳酸桿菌(にゅうさんかんきん)などの常在菌がいて、外からの病原菌の侵入をブロックしています。 膣内を洗いすぎると、この常在菌を洗い流してしまったり、内部のphバランスを崩してしまったりします。
生理の終わりごろ、使い捨てのビデで膣内を洗浄するとスッキリしますね。 内部に残っていた経血の固まりなどがなくなり、生理が一日早く終わるというようなメリットもありますが、毎日の習慣にするのは危険です。

膣内はツルンとした筒ではなく、ヒダやデコボコがあるのが健康な膣です。 ここにたまった微細な汚れを洗い落とすには、膣内環境をこわさずに中をゆっくり浄化することが必要です。 自然な膣内と同じ乳酸菌をふくんだ弱酸性ジェルの洗浄器などを利用するのもいいでしょう。
ビデのように水流で勢いよく洗い出すのではなく、膣内にジェルをとどめておいて、自然に中をきれいにする方法です(参考:http://inclear.jp/)。

ゆっくりと丁寧な洗浄を

いかがでしょうか。「ショーツを脱いだときに自信が持てるケア方法」ということで、デリケートゾーンの内部と外部のケア方法についてまとめてみました。
気になるデリケートゾーン専用洗浄剤ですが、続々と新商品が発売されているようです。 コンニャクスクラブの入ったもの、ハーブ入りのせっけんタイプのもの、泡になって出てくるもの、乳酸の入ったパウダースプレーなどもあり、私もいろいろ試用してみたくなりました。
みなさんもスキンケアを楽しむように、デリケートゾーンのケアも楽しく行ってみてくださいね。